12月12日(木) すみれ組クラス日誌・大西
「先生、今日お外当番だからみんなもいっしょに行こう!」「いやー」「だってたたかいごっこしたい」とこんなやり取りになってしまいました。作品展が終わってその経験もあり全体保育中の制作コーナーは活気にあふれています。その中でも「ほそけん」作りはもう「広告チラシ品切れでーす」と看板を出したくなる程です。ホームクラスによく行く子が細くしっかりした物を作るのでそれに憧れている子、自分は自分のやりかたで太くても良いのだ!と作る子など個性に溢れています。そしてそれを使って男の子の「群れあそび」が始まっています。一学期は自分が一人でブロックで遊んでいる、たまたま横で〃遊びをしている子がいて、それを通して会話を時々する「平行あそび」がよく見られました。でも子どもたちの社会性の成長と共に今「ほそけん」というアイテムがきっかけで、特に誘い合いをして始めている訳でもない自然発生的な「かめんらいだぁじおう」のなりきり闘いごっこが始まっています。あんなにスコップを取り合うくらいの勢いでお山作りに精を出していたのに…。そして、1つだけ大切な闘いごっこのルールは、お友だちの体に当てない様に止める事をお約束しています。それでも7〜8人が「やー、とー」となると、少しクールダウンさせようかと思い「はい!今CM中だよ」「DVD一時停止です」と言うと、闘っているそのままのポーズでフリーズしてくれています。なんだか私の方が遊んでもらっている様で、見ている女の子たちと大笑いでした。