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6月11日(木) すずらん組クラス日誌・大西
梅雨入りをニュースで伝えられていた通り、今朝はどんよりした曇り空、子どもたちの登園時には小雨が降っていました。2号園児の登園も9日目に入り、幼稚園生活のリズムもつかんでくれています。いつもなら9:30過ぎに「おいも畑のお水やり」になりますが、今日はしなくて良いと伝えました。でもしばらくすると雨があがりました。「おそとにいくのどうする?あめがまたふってくるかも…」と言ったものの、やはり子どもたちの顔は「いくよ!」と言わんばかりでした。それで雨の合間に外に出ました。幸い砂場はテントがあるので安心です。木でできた小屋に入った子も雨に濡れる心配はありません。「しろすなづくり」に励んでいた子どもたちから「なあなあ、おみずつかったらあかんの?」と聞かれました。泥んこ遊びするかどうか保留にしていたので「またハヤピーに聞いてからしようね」と答えると納得してくれたのですが、スゴイ事が次に起きました!がっかりさせてしまったと申し訳ない気持ちでみつめていると、Aちゃんが砂場の青いテントのフリルから「ぽつん」と落ちてくる雨粒を白砂の入ったお椀に入るように持っていたのです。「うゎーすごい!」と感動してしまいました。そしてふと目をやると外の砂山の上の網目のブルーのシェードにはぎっしり雨粒がつまっています。AちゃんBちゃんに下にたってもらって私がシェードを揺らすと「ぱらんぱらん」と雨粒があちらこちらから落ちてきて2人とも大喜びでした。しばらくしてまた雨が少しずつ降り出し砂場のテントの中で子どもたちの様子を見ていた時、また「びっくり!」外に置いている黄色のテーブルにAちゃんのおわんが一つひっそりとおかれていました。「しろすな」に雨の水がどんどん入っていっていました。久しぶりに子どもたちの豊かな感性をたくさん見せてもらって、こちらも豊かで幸せな気持ちになりました。 |
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