7月9日(土) すみれ組クラス日誌・岡本
入園式の時は非接触体温計の形が怖くて、泣いていた子や、一斉登園がはじまり、バスの中で消毒を嫌がっていた子も中にはいました。体温を計る大切さや消毒をして清潔にする事を伝えると、今では体温も自分から前髪を上げてくれたり、手の平を上にして消毒の準備が出来るようになりました。体温を計る時も、おうちで毎日計って来て下さっているお陰で「おねつはかるからね」と伝えると脇をぱっと広げてくれるようにもなっています。そんなある日すみれぐみのお部屋の窓を開けていると、外からアリやダンゴムシ、蚊が入って来て、子どもたちは見つける度に「おったでー」と知らせてくれる程、虫が大好きです。虫が大好きだと知っていたので、誕生壁面のテーマは“はらぺこあおむし”をテーマに作っています。今日は昨日模様を付けた画用紙にクレパスで形を描きましたちょうちょうにするかあおむしにするかを聞くと「ちょうちょうはきれいからちょうちょうにする」や「まるいっぱいがいいからあおむしにする」など、どうしてその虫が良いのかも答えてくれて、驚きました。あおむしを作る子は、保育者が切った丸をじっと見て並べ、それぞれ可愛いあおむしがたくさん出来上がりました。ちょうちょうを作る子は、丸く切った色画用紙を使い美しく仕上げました。紫、黄、水色、ピンクと色とりどのあおむしやちょうちょうが出来上がって、ますます虫が好きになっていた、子どもたちです。七夕制作から使っている糊も、ひとさし指をピーンと立てて「いーち」と言いながら、上手に薄く塗れるようになってます。そんな子どもたちの虫好きパワーが詰まった。壁面で是非、誕生会で見てあげて下さい。